2010年10月16日土曜日

EDとアルギニン

ED対策のうちバイアグラなどの性機能改善薬を対処療法とすれば、サプリメントなどの健康食品は原因療法ということが出来るかと思います。時折、性機能改善薬を摂取したものの効果を得られなかったという話題を耳にすることがありますが、性交に必要な体のメカニズムが極端に低下すると対処療法だけでは対応できなくなるということではないでしょうか。

アルギニンはこの原因療法の切り札として期待されているミネラルです。一般的に運動不足や加齢が進むと、毛細血管が収縮しがちになり血行不良となっていきますが、これは体内で一酸化窒素と言われる分子が減少することが一つの原因であると考えられています。アルギニンはこの一酸化窒素が体内で生成される際に必要な物質です。また、経口摂取が有効であることがほぼ確認されているため、直接的な効果が期待されています。

私もこれらの情報を知ってから、早速アルギニンを購入しようと国内の大手サプリメントメーカーのサイトをチェックしてみましたが、この時点では残念ながらまだアルギニンを主体としたサプリメントの販売はされていませんでした。(現在でも余り状況は変わっていないようです)

そこで米国から個人輸入でアルギニンを取り寄せて、摂取し始めましたが、期待していたような短期的かつ劇的な効果は見られませんでした。ただし、使用を継続することによって徐々にではありますが効果を確認出来ています。また嬉しいこととして、ある時点で効果がピークに達してしまったと言うことが無く、少ないながらも改善が持続し続けていると感じています。これらの事から今ではED対策に不可欠なサプリメントになっています。将来的には出来るだけ食品から必要な成分を摂るようにしようと考えていますが、このサプリメントから卒業することはなかなか難しいかもしれません。

最後に二点ほど注意事項として記載いたします。一点目は摂取量に関してになりますが、国立健康・栄養研究所のサイトでは以下のように記載されています。「勃起不全に対する経口摂取での有効性が検討されている。L-体5g/日摂取で機能性勃起不全患者において性機能が自覚的に改善したという報告があるが、それ以下の用量では効果がなかった(66)(PMID:10233492)。」。一般的な国内で販売されているミネラルは一日当たりの摂取量が多くても1000mg程度であろうかと思いますが、ED対策としてのアルギニン摂取は3000mg~5000mg程度が必要になるようです。ただ、副作用が無いと言われているアルギニンでも大量の摂取には問題がある可能性がありますので、インターネットでの調査あるいは医療機関等でアドバイスを受けるようにしてください。また二点目はアルギニンはアルカリ性が強いため、単独で服用すると消化管障害を起こす可能性がありますのでご注意ください。クエン酸などを同時に服用することによって中和することが出来るようです。